健康関連新着情報 APRIL

あと数時間で平成も終わり、令和の時代がはじまろうとしています。 新緑が眩しくなる5月に新元号がはじまることからさらに心機一転、心と体のメンテナンスをはじめるのもいいですね。

ところで、NAFLD や、NASHってご存知ですか? 最近注目の、脂肪性肝疾患についてまとめてみました。



1. 東洋医学から診る早春の食養生


4月は5日清明と20日穀雨の2つの節気があり、だんだんと暖かくなっていきますが、寒さがまだ残っていて、雨が降ることも多い季節です。 また、新年度や新学期等、新しい生活がはじまる月でもあります。 生活の変化もあり、心身ともに不安定になりやすい時期です。新陳代謝を活発にさせて、生命力の強い食材をとることで、体力をつけて、イライラや落ち込みを緩和する食材をとるように心がけましょう。


食養生のポイント

春の養生の基本は、五臓の「」の機能を高めることです。肝の主な機能には、新陳代謝を促すことや解毒などがあります。冬の間に代謝が落ちて、体に溜まった余分なものを取り除くため、旬の野菜を取り合わせて「肝」の養生につとめましょう。  


4月のおすすめ食材


●セロリ

セロリは、香りが強く、「気」を巡らせる作用があるため、代謝や解毒を司る「肝」のはたらきを助けます。涼性で、体の熱をとる働きもあるため、ストレスによって「気」が滞って起こる頭痛やめまいの改善や、のぼせを伴う血圧の上昇を抑えることが期待できます。

また、「水(津液)」が滞っている体質の改善にも効果があるため、むくみや下痢の症状があるときにもおすすめです。セロリの香りには精神安定作用があり、不安や緊張を和らげます。


●鶏肉

鶏肉は、春の養生に必要な「気」と「血」を養う食材です。「肝」の働きを助けるため、春に鶏肉を食べるとよいとされています。「脾」や「胃」の働きを助け、胃腸を温める作用もあるため、胃腸が弱い人や高齢者などの滋養強壮におすすめです。胃腸の蠕動運動を良くして、消化酵素の分泌を促して消化不良を改善させるほか、頻尿の改善も期待できます。 また、ビタミンAやコラーゲンが含まれているため、風邪や花粉症、冬の乾燥で荒れたり弱くなりがちな粘膜や皮膚を強くします。


●カツオ

カツオは、良質のタンパク源であり、特に血合いにはビタミンB1や、ビタミンB6、B12、ナイアシンなどのB群、鉄分などのミネラル類を多く含んでいます。ビタミンB群は、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変えるためには欠かせない栄養素です。また、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸、コレステロールを減らし肝機能を高めるタウリンが豊富に含まれています。



2.新聞掲載健康関連情報

今月の読売新聞、朝日新聞に掲載された健康関連記事をご紹介します。


●中高年ひきこもり61万人、「5年未満」が5割…(2019年3月29日 読売)

40~64歳の中高年でひきこもりの人が、全国に推計約61万3000人いることが、内閣府の初の調査でわかった。過去の調査は40歳未満が対象で、内閣府の担当者は「40歳未満も加えると、概数で100万人以上はいるだろう」としている。



●がん10年生存率、56.3%に 早期の乳がんは9割超(2019年4月9日 朝日)

国立がん研究センターなどの研究班は9日、2002年からの4年間でがんと診断された約7万人の10年生存率は56.3%だったと発表した。1年前の前回調査よりも0.8ポイント上昇。早期の大腸がん、乳がんなどの生存率は9割を超していた。早期に発見するほど生存率は高い傾向で、定期的な検診受診が重要だとしている。部位別でみると、前立腺が95.7%で最も高く、甲状腺84.3%、乳房(女性)83.9%、子宮体部80.0%と続いた。大腸66.3%、胃64.2%、肺31.0%、肝臓14.6%だった。



●歯周病でCOPDリスク3.5倍 喫煙しなくても危険(2019年4月10日 朝日)

歯周病が進むと、肺に炎症ができて呼吸がしづらくなる慢性閉塞性肺疾患(COPD)になるリスクが3.5倍になることが、福岡県久山町の住民を対象にした九州大の追跡調査でわかった。COPDは喫煙が原因とされる「たばこ病」として知られるが、たばこを吸わなくても、歯周病の細菌が肺に入るなどして発症の危険性が高まるという。



3.「NAFLD : ナッフルディー」 と「NASH : ナッシュ」とは


肝臓病の一種で、近年、注目されている「NAFLD・NASH」についてご紹介します。


<NAFLDとは>

脂肪肝とは肝臓に脂肪が過剰に蓄積した状態をいいますが、脂肪肝には

① アルコールを多く摂ることによって起こる アルコール性と、

② アルコールを多くとらないにも関わらず脂肪肝になってしまう非アルコール性 があります。


非アルコール性の脂肪肝を「非アルコール性脂肪性肝疾患:NAFLD(ナッフルディー)」といいます。

NAFLDはアルコール以外のメタボリックシンドロームや薬剤などさまざまな原因で起こる脂肪肝の総称です。ただし、アルコールを全く摂らないということではありません。そして、ほとんどの場合、メタボリックシンドロームも伴っているといわれています。



<脂肪性肝疾患の分類>

NAFLDは、

① ほとんど進行しない単純な脂肪肝である「非アルコール性脂肪肝:NAFL(ナッフル)

② 脂肪肝が悪化して肝硬変や肝がんを発症してしまうことがある「非アルコール性脂肪肝炎:NASH(ナッシュ)」  

に分類されます。


これまでは肝がんの原因のほとんどは肝炎ウィルスの感染によるものが占めていましたが、近年では、肝炎ウィルス以外の肝がんが増加傾向にあり、「NASH」の増加によるものと考えられ注目されています。


脂肪性肝疾患の分類



<メタボリックシンドロームが原因?!>

NAFLDは、男女ともに中年期以降になると多くなり、さらに、メタボリックシンドロームがあると発症しやすいといわれています。現在メタボリックシンドロームの人は、特にウエスト周囲の増大は要注意で、NAFLDのなかでもNASHの可能性が高くなります。

BMIが25以上で、ウエスト周囲が男性は85㎝以上、女性は90㎝以上になっていたら要注意です。



<脂肪肝の症状・原因・予防>

脂肪肝は、症状がほとんどありません。脂肪肝が進行してNASHになってもかなり病気が進まないと自覚症状が出ないことがほとんどです。

NASHが肝硬変まで進むと、体のだるさ、黄疸、むくみ、お腹の張りなどが現れてきます




●心当たりはありませんか?


  • 食べ過ぎ
  • 清涼飲料水や缶コーヒーを摂り過ぎ
  • バターなどの動物性の脂質(飽和脂肪酸)や、コーン油などのリノール酸を多く含む揚げ物や炒め物が多い
  • マーガリンやショートニングなどトランス脂肪酸を含むお菓子やパンが多い
  • ほとんど運動しない
  • 健康食品や健康ドリンクの摂り過ぎ



●取り入れてみましょう


  • DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含む青魚を摂りましょう
  • ビタミンE・Cの多い緑黄色野菜を摂りましょう
  • 脂肪を燃焼させる有酸素運動10分以上・・・ウーキング・ジョギング・水泳
  • 筋肉量を増やし基礎代謝も高める運動・・・ダンベルやマシンなどの筋肉トレーニング

 



 

田和璃佳<インナーケアラボ主宰者>

田和璃佳<インナーケアラボ主宰者>

美腸カウンセラー/美腸をつくるたった2つの習慣で、ヤセ菌アップ!痩せやすい体を手に入れるoriginal【美腸Methods】を展開中! Instagram≪ricca_tawa≫ ・Youtube≪田和璃佳≫

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